- 問題意識
社会の将来は予測困難ですが、自分の意識と行動が集合意識に影響を与える可能性があるため、外部にばかり目を向けるのではなく、自分の生き方を重視する必要がある。
医療職やサービス業においては、患者やその家族が満足できる医療提供が理想ですが、時代の変遷により、運命の受け入れに対する人々の反応が変化してきている。
1. 日本における特殊性
医療技術の進歩により生存率が向上したことで、以前は「助かれば幸運」という状況が「助かるのが当たり前」となり、期待と満足度のギャップが生じている。
日本は歴史的に外敵に侵略されにくい環境であったため、「生き残り」を意識する必要が少なく、集合的な自己認識が希薄であったと考えられる。このことが現代の社会や戦後の総括の難しさに影響している。
2. 解決のプロセス
世界を動かすリーダーから学ぶというアプローチもあるが、そこには限界がある。
むしろ日本に生まれる新しい世代の力によって、内発的な仕組みを構築する方が現実的である。
人間の進化はスパイラル状に進む。光と闇の両面を経験しながら発展するため、現在の苦難は次の段階に向けた「必然的なプロセス」と捉えるべきである。
3. 提案されるアプローチ
たとえば病気であれば、自分が病気になった理由を考え、体に感謝するなど、自分自身に対する意識を高める必要がある。
科学は、仮説を検証し、証明していくプロセスのことを言う。「科学的」ということを過信すると「思考停止」を招く。科学的に解明できない事象についても、謙虚に受け止める姿勢が重要。
4.多様性と役割の認識
個人の役割が社会全体の機能に貢献するという視点を重視。自分中心天動説ではいけない。
究極の平等は差異を認めること。
人が生きるのに脳と内臓にランキングがあるわけではない。
ランキングや優劣ではなく、個々の役割が異なることで社会は成り立つことを理解する必要がある。
5.結語
将来のビジョンを持ちつつも、今この瞬間を重視することが、長期的な目標達成に寄与する。
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