日月神示には「外国人」「移民」に関する記述が13カ所もある。このまま移民政策が進めば、日本の国体は根底から揺るがされる可能性がある。坂東忠信氏が、現代日本の移民状況や国際社会の変化、食糧危機と安全保障の問題を交えて、今後の日本の課題を解説する。

  1. 日月神示に見る「移民」とは?

坂東忠信氏によると、日月神示には「外国人」や「移民」に関連する言葉が13カ所登場する。特に「外国の悪が来る」「外国の魂が日本に入り込む」といった記述は、現在の移民問題と関連があるのではないかと指摘する。
しかし、ここで言う「外国人」が必ずしも現代の「移民」を指すのかは議論が必要であり、神示における「外国」の概念についても深く考察する必要がある。

  1. 移民の現状と政府の対応

国連の定義では、1年以上母国を離れて生活する者を「移民」とするが、日本では政府が「移民」という言葉を避け、「外国人労働者」と表現することで、国民の意識を誘導している。
現在、日本には341万人以上の在留外国人がおり、さらに短期滞在者の中にも、実質的に日本を生活拠点としている者が多数存在する。
特に最近の「10年ビザ」の導入により、短期滞在者でも頻繁に日本に出入りし、実質的な移民化が進んでいる。これにより、日本の社会構造が変化しつつあるにもかかわらず、政府は問題の本質を国民に説明しようとしていない。

  1. 治安の悪化と外国人犯罪の実態

移民問題と関連して、外国人による犯罪の増加が指摘されている。
例えば、短期滞在の外国人が違法に日本で働いたり、車を登録せずに使用したりするケースが増えている。
また、外国人による「万引き」の手口は、日本の犯罪形態とは異なり、組織的かつ大胆なものが多い。複数人で店舗に押し入り、大量の商品を一気に持ち去る手法は、従来の日本の警察が想定していた「万引き」の範疇を超えている。
さらに、外国人同士の抗争や、医療費の踏み倒しといった問題も発生しており、日本の社会保障制度が悪用されるケースが後を絶たない。

  1. 迫り来る食糧危機とその影響

日月神示には「食べ物の騒動が起きる」との記述があり、これは現在進行中の食糧問題と深く関係している可能性がある。
現状、日本の純粋な食料自給率はわずか4%であり、輸入が途絶えた場合、日本国内で生活できるのは500万人程度に過ぎない。
このような危機的状況の中、移民の増加が進めば、食糧問題はさらに深刻化する。政府の備蓄米も1ヶ月半分しかなく、追加供給がなければ深刻な食糧不足が発生する可能性が高い。

さらに、最近の米の価格高騰や、保存状態の悪い転売米の流通が指摘されており、食糧をめぐる社会不安が高まっている。
特に都市部では、劣悪な保存環境によるカビの生えた米が市場に出回る危険性もある。これは日本の食の安全を揺るがす大問題であり、早急な対応が求められている。

  1. 政治の無策と日本の未来

本来、政治は国民の生活を守るために機能すべきだが、現実には政治家が移民問題を直視せず、短絡的な経済政策を優先している。
外国人労働者の受け入れを拡大する一方で、警察官の増員は進まず、治安の維持が困難になりつつある。
このままでは、地域ごとに外国人が固まり、日本人が住みづらい環境が広がる「地域の乗っ取り」が進行する可能性がある。
実際、すでに特定の地域に特定の民族が集中する現象が発生しており、川口市ではクルド人、中国人、南米系住民などが地域ごとに集まりつつある。

また、移民問題が深刻化する中で、日本が天災や経済危機に直面すれば、社会全体が混乱に陥る危険性がある。
特に、政府が「外国人労働者」という表現で実態を隠蔽していることが、問題をより深刻にしている。

  1. これからの日本はどうなるのか?

日月神示によると、日本は2044年までに大きな変革を迎えるとされている。
しかし、それまでの17年間に渡り、食糧危機、移民問題、治安悪化、経済危機といったさまざまな困難が待ち受けていると考えられる。
この混乱の中で、「魂の救済」が重視されており、日月神示が示す「救われる」とは、単なる生存ではなく、より高い次元での存在へと昇華することを意味している。

  1. 日本の未来を守るために

日本が直面する移民問題や食糧危機を乗り越えるためには、国民一人ひとりが現状を正しく理解し、適切な行動をとることが求められる。
現時点での政治の無策を見極め、より良い未来を築くための方策を模索しなければならない。
そのためには、「今の日本が手遅れの状態である」という現実を受け入れ、「大難を小難にする」ための具体的な対策を考えることが重要である。

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