この動画ライブでは、災害時の対策を富士山噴火、地震、太陽フレアなどのシナリオを元に解説し、いざという時に備える具体的な方法について坂東忠信先生からお話をお伺いしました。
1 災害の種類と対策
• 富士山噴火と地震
過去の富士山噴火(宝永大噴火)では地震が前兆として観測されており、
現代でもこの2つは連動する可能性が高い。
備えとして、食料や通信手段の確保が重要。
• 太陽フレアの影響
大規模な太陽フレアが発生すると、電気設備や通信網が停止する恐れがある。
特に電子制御車両の停止が懸念され、自衛隊や個人の車両対策が必要。
2 個人レベルの備え
• 食料の備蓄
賞味期限切れでも国産の缶詰やカロリーメイトは比較的長持ちする。
外国産の缶詰は保存性が低く、特に注意が必要。
ナッツや乾物(例: 煮干し)は栄養価が高く保存性がある。
• 水と電気の確保
水の確保は最優先。泥水でも煮沸や濾過で使用可能。
自家発電装置や旧式車両の活用も検討すべき。
• 心構え
「三食なければ生きられない」という固定観念を捨て、食事や生活を柔軟に考える。
睡眠時間の確保と水の重要性を理解し、生活に取り入れる。
平常時における自助努力を怠らず、災害時に動ける体力と気力を養う。
3 具体的アドバイス
• 古い車両や機器の利用が有効である可能性があるため、メンテナンスされた旧車の所有を検討。
• 賞味期限切れ食品の活用方法については「匂い」「見た目」「味」の確認が大事。
• 食生活では、災害時に代替食材(野草や乾物など)を利用する知識を事前に学ぶ。
4 心の準備
• 災害時には精神的な衝撃に耐える心構えが必要。スピリチュアルや予言に惑わされず、
冷静に対応する姿勢を持つことが推奨される。
5 メッセージ
災害への備えは単なる物資の準備ではなく、心と体、そして社会全体の意識改革が重要。
いざという時に困らないために、今できる行動を起こすべき。
この対談は、災害対策の新たな視点を提供し、私たちが直面し得る危機に冷静に備えるための貴重な知識を与えてくれる内容となっています。
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