日の丸を、戦前の日本の軍国主義の象徴などという人がいますが、勉強不足も甚だしいことです。
日の丸と我が国の歴史は、昭和に入ってからとか、明治以降とかのほんの150〜160年の底の浅いものではありません。

公式な記録として日の丸が日本の記録に現れるのは、平安時代初期の延暦16(797)年に編纂された「続日本紀」です。
そこには大宝元(701)年の正月元旦の朝賀の儀に「日像の旗」を掲げたという記述があります。