坂東先生と共に、スピリチュアル界の混乱、神懸かりの真意、日月神示の教え、そして「正しい欲の持ち方」や「現実との調和」について深掘り。惑わされずに心を整えるためのヒントを語ります。

◉ スピリチュアル界隈の混乱と「神懸かり」の正体

近年、スピリチュアル界では「世界が終わる」「アセンションが起きる」などの言説が横行しています。動画やSNSで語られる「神懸かり(0係)」という存在も、人によって語られる内容がバラバラで、混乱を招いています。
坂東先生はこの現象について、日月神示で示される「0係(神がかった存在)」と、実際にネットなどで語られる“神がかった人々”の混同が原因であると指摘。0係は神の名を借りて現れるが、実際には「下から見れば神でも、上から見ればただの人や霊」という存在が多いことを警告します。
その影響で、3月○日や7月5日など、日付を指定した危機予言が多発し、人々の不安を煽っているのです。しかし、そうした日付は単なる“煽り”であり、信じ込むことで実際に形ある混乱が引き起こされることがあると、注意を呼びかけています。

◉ 日月神示に学ぶ「無理をせず、我慢をしろ。だが欲は持て」

スピリチュアルの本質に立ち返るためには、日月神示の教えを読み解くことが重要だと坂東先生は語ります。神示には「この道は無理がない道である。ただし我慢はしろ」と書かれており、現代においても重要な指針となります。
我慢と無理の違いは曖昧になりがちですが、無理は身を壊す原因となり、我慢は心を育てる糧になります。また「欲」は悪ではなく、本来は神様が人に与えた“力の源”であり、正しい方向に向けることで神に喜ばれる行動へと昇華されるのです。
中年以降になってからも、異性への想いや物欲など「ムラムラ」は消えません。ですが、そこからさらに“調和”と“喜び”へ昇華させていくことで、家庭や社会の幸福に繋げることができると話されます。

◉ 霊的な世界と現実社会をどう結ぶか
現実社会の中で神と繋がるには、「神様と直列に繋がる感性を育てること」が大切です。霊的な話に偏りすぎても、現実から離れた空想に囚われてしまいます。一方で、物質主義に偏っても魂が枯渇してしまう。
坂東先生は、霊性と現実は直列と並列のようにどちらも必要であり、その両方を意識的に“磨く”ことで本当の力が発揮されると説きます。
また、宗教においても指導者がどの神と繋がっているかが重要です。表面上の衣装や地位ではなく、どんな“神懸かり”かによって、行動も結果も大きく異なるのです。現実を顧みずにスピリチュアルを語る宗教者には要注意だと忠告します。

◉ 形に見えないものにこそ本物が宿る

最後に語られたのは、「見えないものを信じる心」の大切さです。プレアデス星人やAIスピリチュアル解説など、現代のスピリチュアル業界には“形や名前”で注目を集めようとするものが増えていますが、そうした外見に惑わされず、心の中で響く“自分にとっての本物”を大切にするべきだと語られます。
7月5日が当たった・外れたに一喜一憂するのではなく、「いつ何が起きても大丈夫な心構えと備え」が必要です。太陽フレアや災害に備えた実践的な対策も紹介され、信仰と現実の調和を取る生き方の重要性が繰り返し強調されました。

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