選挙期間中に起こる妨害や違法行為の実態と、その背後にある組織的な動きについて、坂東忠信氏が元警察官の視点から警鐘を鳴らします。安全確保の具体策も提案されます。
■ 妨害は現実に起きている!選挙活動の「戦場化」
本動画では、坂東忠信氏が参議院選挙の真っただ中における、実際の妨害活動や印象操作、選挙演説の安全確保に関する深刻な問題を報告しています。
候補者の殺害予告や、拡声器を用いた演説妨害、演説中の不審者出現、外国勢力の関与など、「平和な選挙」が当たり前と思われがちな日本で、もはや無視できないリスクが日々起きている現実が語られます。
とりわけ印象的なのが、選挙カーの下に爆発物が仕掛けられる可能性、演説カーに向けてレーザーポインターやスリングショットが使用される危険性、車両ナンバーや証紙管理の情報戦といった「選挙の現場が戦場と化している」事実です。
■ 法があっても機能しない?警察の“ぬるさ”と市民の役割
坂東氏は、選挙妨害が明らかな公職選挙法違反であるにも関わらず、現場の警察官が消極的な対応をとることが多い点についても批判を加えます。
違反行為を見ても注意だけで終わる、
明らかな犯罪行為に対して逮捕しないといった現状は、警察官個人の問題ではなく、組織の指揮系統や覚悟の欠如にも起因しているとの指摘です。
だからこそ、坂東氏は市民の側からも「下から突き上げる」形で改善を求めていくことの重要性を説きます。
また、現場では110番を躊躇せず、妨害の証拠を残すことが大切だと力説。
通報は「記録が残る」ため、警察の責任を問える貴重な手段になります。
■ 妨害対策の“知恵袋”──鍋で拡声器を封じろ!
とりわけユニークなアイデアとして紹介されたのが、
「妨害に使われる拡声器に鍋をかぶせる」という方法です。
大音量で妨害する相手に対し、拡声器に反響する形で自分の声が返ってくるため、本人がうるさくなって止めざるを得ないというもの。まさに庶民の知恵!
また、選挙ポスターの破損やデマ拡散に対しても、法的対応と同時に「証拠を確実に残す」「冷静に行動する」「警察に記録を残させる」といった、具体的で現実的なアドバイスが示されました。
さらに「演説会場での警戒ポイント」や「外国人による妨害・浸透工作の可能性」にも言及され、日本の選挙が国際的な情報戦や安全保障の一端を担っている現状が浮き彫りになります。
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本動画は、ただの選挙談義ではなく、民主主義の根幹を守るためのリアルな知恵と警告に満ちています。
選挙に関わるすべての人々にとって、目から鱗の連続です!
