お米の自給率低下や離農者の増加により、日本の稲作が存亡の危機にあります。中矢氏と小名木氏が、自然農法と霊的な視点から、未来の米づくりと国の再生の道を語ります。

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■ 「米を失えば魂を失う」──日本の根幹を守るために

今回の対談では、中矢伸一先生と小名木善行先生が、日本の稲作の現状と未来について語り合いました。テーマは単なる農業問題にとどまらず、日月神示における予言と現実の符合、そして「米を中心とした暮らし」が日本人の精神性や魂にどれだけ深く関わっているか、という核心に迫ります。

中矢氏は、日本全国で離農が加速している現状に警鐘を鳴らします。例えば、米どころである山形県でさえ、わずか一年間で7000人以上の農家が離農しているという事実。そして米価の低迷により、農家の年収が1万円以下という衝撃的な実態。加えて、アメリカからの圧力によって使用を強要される農薬や遺伝子操作種子によって、土壌の微生物が破壊され、稲作そのものが危機にさらされています。

■ 天と地と人をつなぐ“聖なる米”──神道・食・霊性の一致

このような現状に対し、両氏は「お米は単なる主食ではなく、神と人をつなぐ聖なる媒体」であることを強調します。神道において稲作は神聖視されており、天皇陛下も自らお田植えを行うという事実が、その精神性を物語っています。日月神示にも「一握りの米に泣く日が来る」と明記されており、現在の米問題は予言された危機の一端とも捉えられるのです。

実際に中矢氏が立ち上げた「アナウンス財団」では、無農薬・無化学肥料による自然農法に挑戦しており、埼玉県松伏町の田んぼでは「深水管理法」を活用することで、農薬を使わずに雑草を抑え、美しい稲が育つ実績を上げています。その田んぼには、犬すら喜んで入っていく清らかさがあると語られました。

■ 新たな“農”のかたち──消費者と農家の直接連携モデルへ

さらに中矢氏は、「収穫前買い取りモデル」という新しい仕組みを紹介します。江戸時代の“年貢制”に似たこの仕組みは、種まき前に消費者が代金を支払い、農家に安定収入を保障するというもの。これは農家にとって大きな安心材料となり、無農薬農法という手間のかかる挑戦にも前向きに取り組むことができる体制づくりにつながっています。

実際、アナウンス財団には全国から会員が集まり、支部も拡大中。このモデルが定着すれば、将来的には若者が「農業で年収1000万円」ということも現実のものになる可能性があると、希望を語りました。

また、小名木氏は、「良い食事は心身を整える」と述べ、実際に自然農法の野菜や米を食べた体験談を紹介。「少食でも力が出る」「目覚めが良くなった」といった変化が、かつての日本人の活力の秘密を物語っていると分析します。

■ 最後に──お米は“日本人の魂”そのもの

両氏は、日本のお米こそが世界に誇れる食文化であり、精神文化であると結論づけます。農薬に頼らず、自然と共生しながら稲を育てるという伝統的農法は、いまこそ再評価されるべき時を迎えています。

もし日本のお米が衰退すれば、それは食糧の問題にとどまらず、日本人が“日本人であること”を失うに等しい──そのような強い危機感の中から、今回のプロジェクトは始まりました。

本当に美味しくて、元気になる、神々とつながるようなお米。その価値を知っていただき、共に支え合う仲間が広がっていくことを願って、動画は締めくくられています。

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