在日米軍基地があるかぎり、日本は独立国になれない。ではどうするかが、今回の話題です。

1. 初期準備

• 秘密保持体制の整備
• 首相官邸の盗聴器排除の徹底。
• 安全な通信手段の確保。
• 身辺警護の強化
• 首相やその家族の安全確保。
• 警護体制を2倍以上に強化。
• 秘密厳守の意識
• 日米安保破棄計画は、信頼できる人間のみと共有。
• 官僚や議員への信頼は慎重に行う。

2. 外交交渉の基盤

• 交渉対象: トランプ元大統領は「タフだが交渉しやすい」との評価。
• 一方、バイデン政権下では交渉の難易度が上がる。
• 経験に基づく外交術
• 商業交渉で得たノウハウを日米交渉にも応用。

3. 周辺国との極秘交渉

• 事前調整の必要性
• 北朝鮮、中国、ロシアとの秘密会談を通じた根回し。
• 在日米軍基地返還が各国に与える利点を強調。
• 反日的行動の自制要請
• 各国に対し、交渉期間中の反日的言動を控えるよう依頼。

4. 国内外でのリスク管理

• 官僚への信頼の限界
• 官僚の多くが米国に忠誠を誓っている可能性。
• リークや裏切りのリスクが高いことへの警戒。
• 世論の操作と反対派の対処
• 独立を目指すリーダーは特捜やメディア攻撃に注意。

5. 天皇への報告

• 報告の方法
• 全責任を総理が負う前提で極秘に陛下へ報告。
• 宮内庁職員を排除し、盗聴防止対策を徹底。

6. 米国との交渉準備

• 相手のニーズ把握
• 単に自国の主張を述べるだけでなく、相手のニーズに寄り添う姿勢の重要性。

7. 米軍基地返還の影響と展望

• 返還後の安全保障
• 周辺国との信頼関係構築が独立後の安定につながる。
• 基地返還を日本主導で行うことで、国際的な評価を獲得。

8. 韓国・北朝鮮問題の中立姿勢

朝鮮半島の内紛について、日本は関与せず中立を保つべき。

9. 台湾問題への対応

• 中国との関係改善を図りつつ、台湾問題には直接関与しない方針を提案。

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小名木:皆さんこんにちは。東郷潤先生から、「日本は事実上、独立国とは言えない」、「米軍基地が置かれているということは、事実上、未だ占領状態が続いてると同じ」というお話を伺いました。おそらく2回ぐらいに分けないといけないぐらいの分量になると思います。ということで東郷先生よろしくお願いします

東郷:よろしくお願いします。東郷潤が、外務省にいたこともないのに、外交交渉の話ができるのだろうかと疑問に思われる方もいらっしゃると思います。そこで僕のバックグラウンドに触れたのですが、以前、オーストラリアに行って18年間生活していました。ジョーンズという当時世界最大の事業用不動産コンサルタント会社に努めまして、そこで交渉ごとのイロハを叩き込まれたのですが、当初は英語もわからないでいたのですが、1年間日本人の上司がついてくださって、田中さんという方で、もうだいぶお年の方でしたが、海外生活三、四十年というもう大ベテランの元商社マンの方でした。その方から、「海外ビジネスはこうやるんだよ」と、ものの考え方から何からを叩き込まれました。その田中さんが1年後にはいらっしゃらなくなり、僕はひとりで日本事業部のマネージャーとして4年ほどそこで仕事をして、その後ビジネスコンサルタントとして独立しました。いろいろな仕事があったのですが、そのなかのひとつが、交渉の代行でした。それは日本の企業や日系の企業の依頼で、オーストラリアの企業と交渉するとか、あるいはその逆とかという仕事で、自分が矢面に立って行うこともあれば、自分は陰に隠れて、ここが交渉の肝なんだよというアドバイスをするとかをしていました。そんなところから何となく外交交渉の感覚が働くので、日米交渉だって同じだろうと、トランプさんは不動産王ですから、特にそのように思います。
だからトランプさんを見ると、「ハハハ、こういうタイプって、いっぱいいたよな」と懐かしい感じがします。トランプさんは、不動産デベロッパーの典型的なタイプなんです。タフネゴシエーターという感じで、強引にワーッと迫る。そういう意味で、トランプさんを見ると、僕は懐かしさを感じると同時に、交渉相手としてトランプさんだったらやりやすいって感じるんです。
「やりやすい」と感じたときというのは、交渉は成功したなみたいなものです。トランプさんも交渉のプロです。落としどころがちゃんとわかっていて、それで交渉してくれるわけです。
だから僕、カマラ・ハリスさんだとかバイデンさんが相手だと、もっとずっと交渉が難しい気がします。落としどころを持たないから。
トランプさんのタイプは、落とし所がちゃんとわかっていて、どこが交渉のポイントかもわかっていて、ガーッ交渉で迫ったくることもあれば、妥協もちゃんとしてくれる。しかも約束したことはちゃんと実行してくれるのです。
ところがカマラ・ハリスさんのようなタイプの場合、簡単に合意しても、その後の行動が全然違ったりします。この人、交渉で合意した意味がわかってないの?ところが、あとからいっぱい出てきそうな気がしますしね。さらに相手がバイデンさんだったら、また別の意味でずいぶん難しいかなと思います。
そういうことで、僕はトランプさんだったら交渉がやりやすいと思うし、経験を持っていない一般の方よりは、すこしは交渉が見えるところがあるのかなと思います。

というわけで、いよいよ本題に入らさせていただきますが、最初にやるべきことは何か。僕が石破総理の立場だったらという前提でお話させてさせていただきたいと思います。

まず、首相官邸で徹底的に盗聴器を探していただきたいのです。
交渉ごとというのは、とにかく秘密を守ることがものすごく大事で、それが筒抜けだったらもう話にならないからです。ちょっと2015年7月31日の日経新聞の記事を読まさせていただきます。
「アメリカ国家安全保障局NSAが、少なくとも2006年頃から日本の内閣、日本銀行、財務省などの幹部の盗聴を試みていたとして、アメリカ政府の関連文書を公開した」
こういう記事が、実際に出ているのです。しかもそれは「時期は遅くとも2006年からの第1次安倍内閣までさかのぼる」と書いてあります。この後の顛末は新聞記事には出ていませんが、このことについて日本政府が米国にちゃんと抗議をしたかというと、まったく抗議をしたという話はない。どうして米国と一緒になって盗聴器対策をしたないのか、僕には全然わかりませが、僕が官邸に総理として入るなら、あらためて警察なり自衛隊なりの専門家を呼んで、徹底的に調査をして秘密厳守の体制を固めます。そして電話などについて、安全な通信手段を確保します。これを専門家とミーティングをして、きっちりやっていただきたいと思います。これが一番最初です。

盗聴する相手、秘密を守らなければならない相手は、アメリカに限りません。中国やロシアばかりか、同じ自民党の仲間とか、国会議員や政府関係者、官僚だって可能性があります。これは念頭に置いていただきたいです。
どういうことかというと、日米安保堅持、日米安保が何よりも大事だという方々が、本音はわかりませんが、すくなくとも表面的な主張として、そういう方がおいでになりますよね。石破さんが腹のなかで「俺は独立するぞ」と思っていたとしたら、それを話すのは、本当に腹の底から信頼できる人だけに止めていただきたいのです。そこはきっちりやっていただきたいと思います。

同時に身辺警護の増強をしていただきたい。総理大臣になれば警護は当然はつくと思いますが、その護衛の数は、2倍3倍にする必要があると、僕は思います。これだけ大きな日米安保破棄なんていう、とんでもないことをやろうとするなら、それくらい注意していただきたい。
さらに自分の家族にも、きっちりと警護を付ける、あるいは官邸に住まわせて、その安全を確保していただきたい。なぜなら家族を人質に取られたらもう終わりだからです。ですので「家族を含めた身辺警護の増強」ますはここから入るということです。

そしてこの段階では、周りにできるだけ悟られないように、神経質なくらいにしておくことがベターです。

そしてここから先は、何より「スピード感が重要」になります。素早くやる。
例えば小沢一郎さんが、野党の党首、民主党の党首だったときに、次は総理大臣だと目されていて、この頃に小沢さんは、「日本の防衛に恒久的な在日米軍基地は要らないと思う。米軍は第7艦隊があれば十分だ」ということをお話されて、それが記事になったのです。僕は、その記事を見てびっくりしました。「この人すごいこと言うな」と思ったんです。結構話題になりましたし、「すげえな、この人、どれだけ人気があるんだろう」と思っていたのですが、その1ヶ月後には、陸山会事件が起きて特捜が動きました。

つまり、「1ヶ月あったら潰される」ということです。
すぐではない。相手も組織ですのでね。
特捜が動いた裏にはどなたかがいたのでしょう。けれどそのどなたかも組織で動くわけです。そして組織が動くためには、少なくとも過去の事例において、1ヶ月で動けるという素早さがあるわけです。
ですから、それよりも、もっと早く動かなければならない。とにかくスピード感が重要だということを肝に銘じていただきたいのです。

そして、周囲は裏切り者と反対派ばかりなのだということを自覚していただきたいのです。日本の官僚外務省とか防衛省とかもです。『アメリカに潰された政治家たち』という本の中に実例として出ているのですが、普天間移設問題で、当時の鳩山首相が「最低でも県外に移す」ということを公約にして総理になられたわけです。このとき、腹案としては、徳之島に移そうと思っていたらしいのです。
徳之島は、もうすごく過疎化が進んでいて、このままでは徳之島の人口も維持できない。村おこしという意味でも、米軍基地に来てもらうと、経済的なプラス効果があるだろうと、その案を防衛省の幹部2人と外務省の幹部2人と、極秘の会食会談をしてお話されたそうなんです。
たった4人です。そしてその4人ともが、「それは素晴らしいアイディアですね」と言って、会談はとても良い雰囲気で、酒も飲んで、「これは極秘ですよ」話した。「もちろんです」ということになったのだけれど、その会談内容が、翌日には朝日新聞にリークされています。

すごいでしょ。リークしたのは、4人のうちの誰かです。他には誰もいなかったのですから。
つまり彼らの忠誠心の対象は、総理大臣ではなく米国なのです。
わかりますね。米国は、法的には別な国ですが、実質的には、日本の主権者なのです。

ですから、日本の最高権力者は、総理大臣ではなくて横田幕府なのです。
つまり日本の官僚であっても、頭から信用しては絶対に駄目だということを、鳩山さんの事例が証明しているわけです。普天間基地を徳之島に移設するというだけで裏切られたのに、日米安保を破棄するなんて言ったら彼らは当然裏切ります。

そういう意味で、僕は石破さんがお持ちかどうかはわからないですが、同志というんでしょうか。本気で日本を変えたいという同志を育てておくという、そういう動き方は、できるだけしておいていただきたいなと思います。
同時に、外務官僚にしろ防衛省にしろ、ただ米国に忠誠を誓うのではなく、もう一歩深く踏み込んで、日本の独立をしっかり考えていただきたいなと、個人的に思います。

では、次のステップです。
日米安保の破棄というのは、現代日本にとっての大変革です。
そうであれば、今上陛下には、あらかじめ内々にご報告しなければならないと思います。ただし、全責任は総理が取る。これは絶対に必要なことです。総理の立場なら、陛下と一対一でお会いすることはできると思いますが、そのときに気をつけていただきたいのは、「宮内庁の職員を同席させないこと」です。お人払いをお願いし、そして盗聴器の可能性はゼロではないと思いますので、恐れ多いですが、盗聴されないように、耳打ちというか、ちっちゃな声で陛下に、「こういうことをやろうと思います」とご報告する。そしてこの話を陛下がお聞きになられたこと自体、すべて極秘とします。そうしなければもし失敗したとき、「陛下がそれを止めなかったのか」というようなことを言う輩が必ず出るからです。だから全て極秘です。もちろん宮内庁の職員も排除です。
ここがファーストステップです。

次のステップへ行きます。
アメリカとの交渉前にやることがあります。
それが、「周辺国への事前根回し」です。
具体的には北朝鮮、中国、ロシアです。
彼らには事前に根回しをします。これも極秘会談にします。相手はトップである習近平さん、金正恩さん、プーチンさんです。
これも極秘でやる。
アメリカにこの時点では、まだ知られたくないのです。極秘であることは、なかなか難しいことで、たとえば総理が北朝鮮に行くなんて言ったら、それだけでもう大ニュースです。なのでこっそりと、例えば特殊な人を派遣するといったことが現実的と思います。

相手には、会談の目的を明かさず、極秘でお会いし、「日本の総理からの親書を預かっています。極秘でお話をしたい」というようなことを、パイプを通して直接それぞれの国のトップに渡さないと意味がない。
果たしてそういうパイプがあるのかないのか。何となく、昔なら北朝鮮ならアントニオ猪木さんとか、プーチンさんなら鈴木宗男さんとかがおいでになりますが、いずれにせよロシアや中国とは、かなりの経済関係がありますから、直接プーチンさんに直接会ってお話することが可能なパイプが、どこかあるのではないかという気がします。
北朝鮮も、場合によってはプーチンさんや習近平さんから紹介してもらうという形があるかもしれません。

小名木:番組の途中ではありますが、前回のライブで「ゴルゴ13」のお話をしていますが、今日のお話も、あくまで「ゴルゴ13」のストーリーですからね(笑)。
実は僕、「日本で潰さなければいけない保守系の人物ベスト5」の1人だったらしいのです。他に危険そうな人はたくさんいるのに、僕みたいなおとなしくて真面目な人がどうして危険なんだって、当時は不思議でしょうがなかったのです。でも、後日、理由がわかりました。危険人物扱いしてるのは、チャイナでもなければコリアでもない。某超大国だったのですね。それに理由があって、もう15年ほど前になりますが、ボクはブログで「日本は真の独立国ではない」という記事を書いたのです。「日本に外国の軍隊の基地があるということは、事実上占領されてるのと同じである」ということを書いたのですが、当時の時点で、ネット上で、そのようなことを書いていたのは僕だけだったのです。
僕の場合は、それでも危険人物扱いと言いながら、何らかの物理的危害を加えられることはなかったのですが、それでもたとえば検索エンジンでボクのブログを検索しても、数ページめくらないとボクのブログは出てこない。その一方で、僕のブログを丸ごとコピーして載っけているサイトのページはトップページに出ていたりしました。あるいは小名木善行で検索すると、本来なら、僕のブログの再生回数が当時は一日3万件ほどあって、圧倒的に多かったですから、そっちが出なくちゃいけないところ、「ねずさんてどうよ」みたいな僕への悪口中傷サイトが、必ず検索エンジンでトップに来るといったようなことが行われるようになりました。それであまりにも酷い中傷は、消してくれるように、明らかな名誉毀損で、ほとんど刑事事件だろうというような記事を、何度も通報もしたのですが、サイトからも無視されるし、警察もまったく動いてくれない。一番ひどかったのは、僕が拳銃持ってAKBの女性を殺害にいくなんて情報をネット上に出されたことがあって、警察に相談に行ったのですが、まったく相手にされませんでした。「実際に殺されたら相談に乗りましょう」てな話です。「いやそれじゃあ遅いから来てるんだ」と言っても、全く相手にしてもらえない。いま、某政党が、街頭演説をする都度、ひどい中傷を受けていますが、あのような攻撃も、他の政党がやられたらすぐ警察は動くけれど、その政党のときには一切動いてくれない。これらは上の方で何かストップがかかってるわけです。こうしたものに、当時はどうしてそうなるのかという理由がわからなかったのです。日本の左の人たちがやってるのか、あるいは半島系や大陸系の人がやってるのか。それが、だんだんはっきりだんだんわかってきたのは、団体であれば構成員が5000人を越えたら、メスが入る。新技術であれば2億円を越えるマーケットが考えられるものについてはメスが入る。一定の線引きがあるんです。マニュアル化されてるわけです。マニュアル化され、マニュアル通りの運用がされているということは、これはチャイナやコリアの動き方ではない。それで奥がわかりました。
どうして僕が叩かれたのかというと、それは在日米軍基地を問題視したからです。そして15年前当時、同じ問題を述べていた人たちのうちの4人は、すでに他界されています。
僕が生き残ることができたのは、その後、いたずらにGHQ叩きをするのではなく、僕たちはGHQが提供してくれた学校給食で、生き残ることができた。そのことにはちゃんと感謝しなければならないと、そんなことを書いていたのも、僕だけだったからかもしれません。

東郷:僕の絵本の中に、在日米軍基地を書いた9年前のものがあります。この地図は、僕が自分で1個1個絵にしたものなのですが、その頃、在日米軍基地の一覧図がネット上にただの一つも見つからないことがとても不思議でした。
これが現状だよ、と言っても、相手にされてないというか、もっとも僕は最初からそれを狙ってやっているというところもあるのですが、それは実は絵本なら、多少のお目こぼしがあるんじゃないかなみたいな。
わかりました。今日のお話も、すべて「ゴルゴ13」のお話ということですね。

話を戻します。
ロシア、中国、北朝鮮との極秘トップ会談ですが、この交渉はどちらかというと簡単な交渉になります。
どういうことかというと、「日本の総理大臣である私は、在日米軍基地に全面撤退をお願いする交渉をする予定です。お宅の国にとっては、これは非常にプラスになることです。お宅の国が本当に警戒しているのは、自衛隊ではありませんよね。お宅の国が安全保障上の脅威と感じているのは在日米軍基地ですよね」と本音を言えば、「もちろんです」と。
沖縄が返還になる前、沖縄の基地には1200発の核兵器があったと発表されています。
いま在日米軍基地は日本中にあります。
表向きは非核三原則で核はないということにされていますが、それは日本政府にはチェックできないことです。
つまり、「もしかしたらいまも核ミサイルが、在日米軍基地からお宅の国を狙ってるのかもしれない。お宅の国の安全保障にとって、在日米軍基地が返還されてなくなることは、ものすごく大きなプラスになるはずです」と。
「それで一つお願いがあります。これはとてもセンシティブな交渉になります。日本国内にもお宅の国に侵略されるんじゃないかと真面目に考えている日本人はいっぱいいます。どうしても在日米軍基地にいてくださいと引き止める人たちは、もうごまんといるのです。日本の中で、彼らはみんな在日米軍基地が日本を守ってくれていると信じ込んでいます。ですから私が総理大臣から引きずり下ろされますと交渉はできなくなります。
お願いしたいのは、この非常にセンシティブな交渉をする間、どうか反日的な言動を控えてくださいいうことです。お願いするのはこれだけです。それにプラスして、地域の安定を乱すような言動も、どうか控えてください。北朝鮮に対してだったら韓国に対してあんまり挑発的なことをちょっと抑えてください。中国だたら台湾に軍事侵攻するぞみたいなお話は絶対に控えてください。もちろん反日的なことも言わないでください。それはあくまで在日米軍基地の返還交渉している間だけです。ぜひお願いいたします。それは貴国の安全保障、大きくプラスになることです」というような話をいたします。

これは向こうは反対する理由ないんですよ。北朝鮮ロシア中国の3国カ国が親日的な態度をとってくれる。これはとても重要なことになるのですが、実は米軍基地の返還後、日本が独立した後に、この3国と上手に付き合うための、突破口になるなと思うのです。なぜなら日本の安全保障をものすごく高めるからです。なぜなら在日米軍基地が返還されたあと、それらの国から「なんだ日本は散々我々の敵国やってて、アメリカがいなくなったら、ざまあみろ」ってなるのです。だからちゃんとした関係を築くことが大事なのです。

このことは、在日米軍基地変換が、日本からではなくトランプさんの側からトランプさんのペースでやられた場合も同じです。その場合、日本は悲惨なことになります。在日米軍基地がなくなることで、日本は丸裸になるんです。
でも、初めにこの極秘の会談をしておくことによって、日本が自主的に独立したんだってことになれば、当然尊敬されます。感謝もされます。ありがとう在日米軍基地を返還させてくださって本当に助かりましたっていうのが、プーチンさん金正恩さん、習近平さんの立場になるわけです。

ですから、その後に仲良くしようと思ったらいくらでもできるわけですよ。信頼関係が既にできていますから。これはもう大変な信頼関係になります。だから、これは米軍の返還交渉のプラスにもなるけれど、それ以上にその後の日本の安全保障をに資することになるのです。

細かい話をしますと、北朝鮮と韓国は対立していますよね。それで在日米軍基地が返還されるとなると、韓国産ちょっと焦るかもしれません。韓国の在韓米軍基地はあるにしても、在日米軍基地からのバックアップがなくなれば、北朝鮮との関係は、かなり不利な状況になるからです。
ただ、僕の気持ちとしては、韓国と北朝鮮の対立については、日本はどっちかの味方をする必要はないと思っています。それは朝鮮民族のみの問題だろうと。あくまでも民族の内紛の問題であって日本が関与する問題ではない。
38度線は、休戦ラインですが、休戦が破れたときに、韓国に仲間して、日本の自衛隊が北朝鮮と戦うなんて、ありえないことです。
ですので、金正恩さんに対しては、これは朝鮮民族の問題であって、日本は関与しないという話ができます。そういう約束事ができれば、向こうは大歓迎ですよね。
韓国さんはあんまりハッピーじゃないかもしれないし、在韓米軍基地を拡張することは、韓国さんのご判断です。そういう交渉は、韓国と米国の間で勝手にやってください。日本は関与しませんという立場です。

日本は、ウクライナに1兆円も送っていますが、これも日本は命令されて仕方なしに送っているわけですよね。日本から見れば、遥かにロシアの方が大事です。隣国ですからね。
そもそもプーチンさんは、あまり日本のメディアは言わないですが、すごい親日家がという話です。柔道家ですしね。だから一肌も二肌も脱いでくれるだろうという気がします。

中国には台湾問題があります。日本人の感性からすると、台湾が中国軍にやられることは心が痛むことです。ただこれも原則は中国と台湾の問題であって、それは日本が関与することではない。
台湾からすると中国本土は台湾の領土です。中国さんからすると、台湾は中国領です。ですから争いが起こったとき、これは内乱なんですね。
国際紛争ではないので、他の国が関与できない。
ですから基本的な立場として、日本は内乱みは関与しないということが大原則となります。
そもそも在日米軍基地がなくなることは、中国にとってすごくプラスな出来事です。けれどもし台湾に米軍基地が新しくできたら、何をやってるかわかりません。そういう話はできると思うんですね。

もし中国が台湾に軍事侵攻すると台湾の方々を脅かしたら、在日米軍基地がいなくなった、さあ軍事侵攻するぞとなったら、台湾はどうしますか。当然、在台湾米軍基地を誘致することを考えます。彼らだって怖いのです。
それを防ぎたいのであれば、軍事侵攻なんてことは言わない、考えない。それがお宅の国のためにもなるのです。我々日本は、台湾に米軍基地を作らないための台湾への助言をすることができます。立場の違いはあるけれど、友人としてそれぐらいの話はできます。そして在台湾米軍基地もないし、在日米軍基地もないとなれば、中国さんはものすごく安心できますよね。それはお宅の国の国益ですよねと。あとは100年でも200年もかけて、台湾と中国の問題は解決しなさいと。

僕、中国人ってかなり実利的、功利的なところがあるような気がするんです。
彼らが台湾のことになると、ひとつの中国という原則をここまで強く言う原因が、そもそも本当に歴史的なことなのかなっていうと、違う気がするんです。
理由は米軍基地を置かせないため。
中国もアメリカのことは怖いですから。アメリカを刺激しないで、台湾に米軍基地を置くなとは、はっきり言えない。
だからその代わりに、ひとつの中国がということを言い続けている。
その問題があるかぎり、なかなか米国は台湾に米軍基地を置きにくい。それが未だに台湾に米軍基地がない理由だと思うのです。

小名木:アモイ市に隣接している金門島は、事実上台湾側の実効支配地ですね。仮にそこに米軍基地を置かれたら、もうアウトです。なるほど中国の国家安全保障からしたら、譲れない一線ですね。

東郷:だからこそ、ものすごく感情的にひとつの中国ということをあれだけ言っているのです。逆に米国が関わらないということになれば、別に二つの中国でも構わないのです。功利的ですから。ただしNATOには加盟しないでくれというのが本音じゃないかなという気がします。ですからそういうことで中国さんとも、そういう話ができるだろうなと。

全てはマックス3週間です。

そこでいよいよ米国との交渉に入るのですが、その前に、営業の一般的な心構えの話をしたいのです。営業の当たり前のことなんですが、相手のニーズを捕まえるということは、ものすごく大事なことですね。
まっとうに自社製品の素晴らしさってを説明して、アフターケアがこうです。安くしときますよでは、売れないです。そうではなくて、相手のニーズを捕まえて、お酒を飲みたいんですが、いいお店がありますよ。可愛い女の子がいるお店があるので、一緒に行きましょう、ゴルフがお好きですか、僕も最近ゴルフを始めましてね、ゴルフを教えてくださいなど、そうやって、まずは相手の懐に入るわけです。

このことをまず頭に置いておいていただきたいたうえで、具体的な次のステップに入ります。
これまでのところが、ゴルゴ13が大活躍する上における準備段階です。
そこで問題は、どうニーズを掴んで、スナイパーの活躍を行うかという、ここが一番美味しいところですが、これは次なんだか引っ張っているようですが、でも値打ちありますから、ぜひご覧いただきたいと思います。