黄河文明と長江文明の衝突は、DNAの変遷と闘争の終焉を示します。平和を愛する文化が生き残る一方、好戦的なDNAを持つ人々は歴史の中で淘汰されていきました。

  1. 黄河文明と長江文明の形成と特徴
     • 黄河文明(約5000年前)はコーカソイドによる狩猟採集生活を基盤とし、竪穴式住居に住む文化。
     • 一方、長江文明(約7000年前)はモンゴロイドによる稲作中心の水耕栽培文化で、高床式住居を持つ。
     • 三皇五帝の時代、特に尭舜期は平和的な政権交代が行われ、儒家思想で理想的な時代とされた。
  2. モンゴロイドとコーカソイドの衝突とDNAの変遷
     • 長江文明に平和的に暮らしていたモンゴロイドの倭人たちは、北から侵入したコーカソイドの黄河文明人と衝突。
     • 互いの報復が続く中で、両者のDNAが混ざり合い、現代チャイニーズのミトコンドリアDNAにのみコーカソイドの遺伝子が残存。
     • 三国志の武人たち(関羽・張飛)は、この遺伝子の特徴を体現している可能性が示唆される。
  3. 闘争的なDNAの淘汰と日本文化の意義
     • 好戦的なDNAを持つ人々は、数千年にわたる争いの中で次第に淘汰され、平和を愛する文化が生き残った。
     • 日本人は、互いの信頼を重んじ、平和を育む文化を太古の昔から継承。
     • 世界中が平和を求める現代、私たち日本人の文化的価値が再び注目されている。

【ブログ】闘争的なDNAは滅ぶというお話
https://nezu3344.com/blog-entry-6100.html

チャイナの古代文明といえば、いわゆる「黄河文明」と学校では教わりますが、それより2千年も古い時代に、揚子江の河口付近に「長江文明」と呼ばれるものが発達していたことが、いまではわかっています。

そして近年の研究では、
 5000年前開始 黄河文明を形成した人々=コーカソイド
 7000年前開始 

長江文明を形成した人々=モンゴロイド
であることが知られています。

また、
 黄河文明=狩猟採集生活+竪穴式住居
 長江文明=水耕栽培生活+高床式住宅
であることもまた考古学的検証によって明らかになっています。

またチャイナにおける伝説の時代である三皇五帝の時代では、
【三皇】
 伏羲(ふくぎ)狩猟を始めた
 神農(しんのう)農耕を始めた
 燧人(すいじん)火食を始めた、または女媧(じょか)楽器を作った
【五帝】
 黄帝
 顓頊(せんぎょく)暦法の発明
 帝嚳(ていこく)
 尭(ぎょう)
 舜(しゅん)
とされ、とりわけ尭舜の時代には、治水事業が進み、天子も平和的に継承され(そのような政権交代を禅譲という)、孟子など儒家の思想家によって理想的な時代とされたとされています。

そして『契丹古伝』によれば、この三皇五帝の時代は「皆、倭種なり」、つまり倭人たちの国であったと書かれています。
そしてその場所とされるのが、まさに揚子江の河口付近です。
つまり、三皇五帝の時代というのは、長江文明の時代を指していると考えることができるのです。

おもしろいことに、チャイニーズのDNAは、黄河文明の開始時にはコーカソイド、つまり黄河文明を開始した人々は白人であったのですが、これが3世紀頃になると、モンゴロイドとコーカソイド系、両方が存在する状況となり、さらに現代チャイニーズのDNAからは、母親から女児にしか受け継がれないミトコンドリアDNAの中にのみ、コーカソイド系のDNAが発見されるようになっています。

こうした事実を踏まえて、チャイナ史をストーリー化してみると、次のようなことがいえます。

1 いまからおよそ7千年前、揚子江の河口付近に倭人たちが入植し、そこで海や川で魚を獲って暮らし、水耕栽培を行い、高床式住居に住むようになった。彼らは倭種だから、武器を持たず、稲作によってたいへん豊かな暮らしをしていた。

2 ところが5千年ほど前に、北方の黄河の流域に、大型動物を追って竪穴式住居に住むコーカソイドがやってきた。そして狩りをして移動する彼らは、ある日、長江の河口付近で、モンゴロイドと出会った。

武器を手にしていて、お腹を空かせたコーカソイドは、武器を持たずに食料をたくさん持っているモンゴロイドを襲い、女性を犯し、老人や子どもたちを皆殺しにした(これらは食料になります)。

3 漁から帰ってきた男たちは、村の惨劇に慄然とします。
家族を殺された恨みは復習へと繋がり、犯人であるコーカソイドを殺害します。
すると今度は、コーカソイドの側が反撃する。
どちらも仲間を殺された恨みによる復讐です。
当然、互いに残酷な仕打ちとなる。

4 こうしてモンゴロイドとコーカソイドは、互いにぶつかり合いながら、3世紀頃になると、人口の違いから、多くのチャイニーズの外見は、おおむねモンゴロイド系になります。
ところが、ときどきコーカソイド系のDNAが発揮される人が現れ、それが三国志に登場する関羽や張飛のような巨体を持つ武人となって、戦場で活躍するようになります。
実際、長髭公と呼ばれる関羽の外観はバイキングそのものであり、もじゃもじゃ髭にアンコ型の体型で大酒飲みの張飛の外見は、どこかみてもドアーフです。

5 ところが現代チャイニーズからは、上に述べた通り、母親から女児にしか受け継がれないミトコンドリアDNAの中にのみ、コーカソイド系のDNAが存在するようになっています。

6 またチャイナの辺境民族は、いずれもモンゴロイド系の外見を持ち、その服装風俗は、縄文人に酷似しています。
これらは、モンゴロイドとコーカソイドが残酷な血の戦いを繰り広げる中、争いを好まず辺境へと逃げて暮らした人々の子孫であると考えられます。

以上の次第から、きわめて好戦的なDNAを持つ人々というものは、この世界に存在するということ。
そして、好戦的なDNAは、数千年の激しい戦いの中、いつしか滅んでいくといったことがわかります。

人類史を大きく俯瞰すると、日本以外の諸国は、いまもなお日常の生活から常に対立と闘争を繰り広げているといえます。
近年では日本人もまた、こうした対立や闘争に染まる人が増えてきました。

けれど、長い目で見ると、こうした対立や闘争を好む者は、一時的には勝利者となって支配層を形成できたとしても、いずれは滅ぶしかないということがわかります。

私たち日本人は、常に平和を愛し、互いの信頼を大切にする文化を、太古の昔から大切に育んできた歴史を持ちます。
そしていま、その心は、世界中の民衆が、まさに求めている心であると思います。

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