議論や勝ち負けの応酬では世界は動かない──そう気づきはじめた私たちは、いま「自立」と「関係性」を軸にした新しい文明へと向かい始めています。日本が育んできた調和と共鳴の智慧が、次の時代の鍵になります。
『貧窮問答歌』は本当に「日本の苛政」を描いた歌なのか──。山上憶良の真意を、風土・歴史・民衆観から読み直し、日本が守り続けてきた庶民の幸福と「大我の精神」を見つめ直す論考です。