外国人による犯罪の不起訴が相次ぐ中で、日本人との処遇の格差や警察・検察の実態が浮き彫りに。坂東氏がその背景と制度上の問題点、今後の対策について警鐘を鳴らします。

◉ 外国人の不起訴が多すぎる──警察現場の混乱と検察の判断

今回のテーマは「外国人による不起訴処分の実態」です。交通事故や詐欺、窃盗などで逮捕された外国人が、次々と不起訴になっているという現状。坂東氏はその背景にある「検察の慎重すぎる姿勢」や、「警察による現場対応の限界」を詳しく解説します。

外国人を逮捕した際、通訳の手配、本人の生活状況の詳細な確認、書類作成など、48時間以内に検察に送致するための膨大な事務作業が課せられています。通訳が到着するまで調書も取れないなど、非常に非効率な現場対応の実態が明らかにされました。

加えて、検察側が「証拠不十分」「供述の信憑性に疑念」などの理由で不起訴にするケースが多く、「裁かれるべき者が裁かれない」という「逆冤罪」の構造が出来上がっていることが深刻です。

◉ 実際に起きた“不起訴リスト”──検索しても消える事件たち

番組内では、過去1〜2年の間に実際に発生した外国人の不起訴事件が多数紹介されました。化粧品偽造、窃盗、ロマンス詐欺、監禁、住居侵入など多岐にわたる犯罪が、不起訴処分となっています。

さらに問題なのは、これらの情報が検索に出てこなくなっていたり、報道自体が消されていたりすること。こうした「情報の埋没」によって、私たち一般市民はますます実態から遠ざけられ、危機感を持ちにくくなっています。

坂東氏は「これは冤罪ではなく免罪」と断言。事実上、日本国内において外国人が処罰を免れている構造がすでに出来上がっており、制度の抜本的見直しが急務だと語ります。

◉ 公助が終わり、共助も困難に──これから必要なのは「自助の覚悟」

動画の後半では、今後の社会の在り方についても深く踏み込みます。すでに公的機関(公助)が機能しない事態が進行中で、都市部では隣人と顔を合わせることすらないため、地域の「共助」も成り立たなくなっていると指摘。

そのため、最後に残るのは「自助」──自らの生活を守る意識と準備です。坂東氏は「畑のある生活圏への移住」や「顔の見えるご近所付き合いの再構築」を推奨。災害時や有事の際、孤立した日本人が被害を受ける構図が顕在化していることを強調しました。

加えて、選挙制度の問題や、外国人優遇制度の矛盾、高速道路乗り放題の制度の悪用なども挙げ、「今のままでは日本は“静かな侵略”を受け続ける」と強い危機感を示しています。

次回予告として紹介された「6月7日の麹町非公開クラブ」では、さらに深いテーマ「悪魔教と信仰、そして日本の神々」が予定されており、視聴者への関心を高める告知も行われていました。

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