10円玉に描かれた鳳凰堂。
いまでは世界遺産にまでなっていますが、鳳凰堂が象徴するのは贅沢三昧な暮らしではなく、実は、質素倹約を重んじ、魂をみがくことを第一とした武士道そのものにあります。
もっというなら、平時においては贅を慎み、いざというときのために常に備えを怠らないという日本精神そのものの象徴といえるのです。