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トップの画像は、昨日ChatGPTに描いてもらった天照大御神像です。

さて、あの8月の猛暑もどこへやら。
めっぽう秋めいてきましたね。
早いもので、もう9月も終わりです。

昨年、総務省の情報通信審議会、情報通信政策部会、IoT新時代の未来づくり検討委員会・・・長い名前ですね・・・が、2040年までに実現を予定している未来社会の青写真として、
『未来をつかむTECH戦略』
というレポートを発表しました。
覚えておいでの方も多いことと思います。

2040年といっても、わずか15年半後の話です。
今年のお正月が春になって、猛暑の夏に汗を流していたのが、つい昨日、おとといのことのように感じる昨今、1年なんてあっという間です。
そんなあっという間が、あと15回繰り返される頃には、日本はこうなっているのだから、それまでに必要なことを着実に実施していこうというのが、このレポートの趣旨でした。

では、どのような未来社会がやってくるのかというと、たとえば、

  1. 自治体の住民票などの必要書類の入手は、どこにいてもできるようになる。
  2. 空飛ぶクルマが一般的になり、もしかしたら自動車からタイヤがなくなる。
  3. 公共交通を中心に自動運転が常識化する。
  4. 電力の給電システムが宇宙からの無線給電となり、電線がなくなる。
  5. 医療はAIドクターになり、どこにいても医療を受けることができるようになる。
  6. バーチャルメガネで、どこにいても眼の前の風景を過去の風景などに変えることができる。
  7. バーチャルメガネで、眼の前にいる人の属性をリアルタイムに映し出すことができる。
  8. 同じくバーチャルメガネで、どこにいてもそこをオフィスにすることができる。
  9. 健康寿命が伸び、百歳になっても五十代の体力を保持することができる。
  10. あらゆる言語がリアルタイムに翻訳され、世界中の人と自国の言語でコミニュケーションすることができる。
  11. 家事のほとんどは、お節介ロボットが代行する。
  12. 農業の形が変わり、農作業はロボットが行い、農家はパソコンの前で指示をするだけになる。

などなど、数え上げればきりがありません。
さらに、昨年2023年の時点では予測ができなかった、半導体の急速な進化により、生成型AIの持つ能力が格段に進歩することになります。
これがどのようなものかというと、いまの生成型AIは、まだ言葉で述べたイラストを描くくらいしかできませんが、数年後には、人が行う知的生産のほとんどが、AIによって代行されるようになります。

たとえば、どうしても月末までに1千万円が必要だということになれば、ただひたすら仕事に打ち込むしかありませんでした。
ところが生成型AIの応用力が高まると、人が「オイ、コンピューター、月末までに1千万円のキャッシュを俺の口座に用意してくれ」と命令するだけで、あとはコンピューターが勝手にネット上での売買を行ってその額を稼いでくれるようになるのです。

つまりこれまでの社会なら、人は生きるため、稼ぐためにあらゆる生活を犠牲にしていかなければならないといったことが普通であったものが、これからは、その稼ぎの部分は、コンピューターが勝手にやってくれるわけです。
そしてあらゆる楽しみもまた、コンピューターが用意してくれるようになるわけです。

ところが、どんなにAIが進歩しても、あたりまえのことですが、人の心は手に入れることはできません。
つまり、誰かを愛したり愛されたり、動物を可愛がったり、人としての内面的魅力をアップするといったことは、コンピューターは、そのために必要なノウハウは提供してくれるかもしれませんが、最後は自分で努力しなければならない。これはあたりまえのことです。

ハイテクが進歩すればするほど、ふれあいや、愛情、人間味といった、原初の昔から大切にされてきた人としての大事が、ますます求められるようになるし、むしろ人がさまざまな労働から開放される結果、より一層、そうした分野のニーズが高まっていくのです。

そしてこのところ何回かに分けてこのブログで申し上げてきたように、西洋型の文明のような競い合い、対立し合う文化では、これを実現することは不可能です。
つまり・・・日本的精神性が世界中で高く評価される時代が、これからやってくるのです。

7300年前、アカホヤの大噴火をきっかけに、倭人たちは世界に言語と文明と繁栄をもたらしました。
けれど世界のその後は分裂し、多くの命が奪われ、いまなお大量破壊兵器が世界中の人の命を伺っている状態にあります。

そして石原莞爾先生の言う「最終戦争」によって、世界は分離から統合へ、対立から結びへとこれから進化していくのです。
そしてその中心にあるのは、再び、日本です。

日本人はいま、分離対立のドグマから、目覚めるときが来ているのです。

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