円安と観光重視で進む外国人受け入れ。その陰で密かに進行する犯罪やスパイ活動の実態、そして“不起訴処分”の危うさについて、坂東忠信氏が鋭く警鐘を鳴らします。
◉ 円安と観光立国が生んだ歪み
現在の日本では、円安の影響で外国人観光客が激増し、都心部のホテル価格は日本人には手が届かない水準にまで上昇しています。ラーメン一杯数千円という異常な物価が常態化し、「日本人排除」の状況さえ生まれつつあります。
一方で、外国人短期滞在者の増加とともにオーバーステイ者も急増。底辺労働に従事しながら、不法滞在のまま国内に定着している人も少なくありません。これは円高・円安の波を背景とした「人の出入り」を放置してきた国家の不作為が招いた問題だと、坂東氏は指摘します。
◉ 不起訴処分と「一事不再理」の落とし穴
外国人犯罪が日本国内で裁かれず、“不起訴”のまま放置されるケースが増加しています。これには通訳・留置・裁判コストの問題もありますが、不起訴処分とすることで「一事不再理」──つまり“もう一度裁けなくなる”という重大な問題が発生しています。
その結果、「不起訴=無罪」のように誤解され、悪質な外国人犯罪者が堂々と再入国を果たす構図も。坂東氏は、証拠と資料を添えて「母国で裁かせる」制度構築が必要だと強調します。
◉ スパイ防止法の欠如と“協力者”の危険
日本は先進国でありながら「スパイ防止法」が存在しません。これは国会や政界に“協力者”が多数存在するためだと坂東氏は指摘。しかも、工作員本人ではなく「善意の協力者」として巻き込まれる日本人が後を絶たないと警告します。
たとえば、緊急時に中国人が連絡をとる「協会組織」の実態。これらはしばしば“秘密交番”と呼ばれ、74のネットワークが既に全国に存在しており、情報収集の起点になっている可能性が高いというのです。
◉ 民主主義の再起動と「一票」の責任
選挙に参加しない人、文句だけ言って投票しない人が増えるほど、「この国は少数の過激な意志によって動かされるようになる」と坂東氏は警鐘を鳴らします。
「俺の一票なんて変わらない」と思う人が1000人集まったら、1000票の沈黙になる。
地方選挙や首長選挙での投票率の低さが“無風当選”を生み、日本をゆるやかに崩壊させていく構図。今こそ「この国を守りたい」と願う者たちが、自らの声を形にするべき時なのです。
◉ 富士山と社会の“臨界点”
動画の終盤では、富士山の噴火や太陽フレアによるシステムダウンなど、物理的災害の可能性にも言及しながら、「災害」と「外国人混在社会」が交差したとき、日本は飽和点から臨界点へ向かうといいます。
それを防ぐ鍵は、早急な立法(スパイ防止法など)と、有権者一人ひとりの“覚醒”にあると力強く語られました。
