【美しい国の原点がここに!】我が国の女性尊崇の文化|小名木善行
新刊の『女性の日本史』は、日本の歴史における女性の役割を古代から中世にかけて描いた三部作の最終巻です。本書では、女性が神と繋がり生命を生み出す存在と見なされてきた日本古来の思想を基に、平和で豊かな社会の形成における女性の貢献を考察しています。推古天皇以降の歴史変遷にも触れ、日本文化の理解を深める一冊です。
矢作直樹×小名木善行 2023年対談『総集編』
昨年アップしました矢作先生との対談動画を総集編にまとめてみました。要点だけを抜き出したもので、ものすごく価値のあるお話の内容です。矢作先生のお言葉のひとつひとつが、空気を透き通らせていくような感じがします。お時間のない方には、動画を要約したまとめ文も掲載しています。
【実はほとんど誤解されている】創氏改名の真実|小名木善行
昭和15年、朝鮮半島における姓の少なさから生じる混乱を解消するために「創氏改名」が導入されましたが、強制ではなく選択制でした。韓国側はこれを「強制」として賠償請求に利用しています。日本でも明治時代に名字の統一が行われた経緯がありました。
【アカホヤの大噴火による人類社会の大転換機】縄文時代の大事件 世界に散った縄文人たち|小名木善行
アカホヤの破局噴火は、7300年前に起こり日本列島をはじめ大きな影響を与えました。この噴火は火山そのものを吹き飛ばすほどの規模で、火山灰が東北まで降り積もり、吸い込めば致命的となるガラス繊維を含んでいたため、多くの人々が避難を余儀なくされました。この避難により倭人たちは他地域に拡散し、朝鮮半島や中国の揚子江流域、さらには古代タミールやシュメール文明といった地域に影響を及ぼした可能性があるとされています。倭人たちは武器を持たない平和的な文化を保持しながらも、次第に武器を持つ民族に追われ、日本に戻ってきたと考えられます。この説は歴史の一解釈に過ぎませんが、考古学的状況証拠を基にした興味深い考察といえます。
日本のこれから 『自分を大切に』その言葉に隠された意味【Part.4】|雑賀信朋×小名木善行
日本の政治と宗教儀礼の分離が明治以降の近代化によって進行し、現在もその影響が続いています。日本から歴史や神道への理解が失われ、政治と信仰の内部矛盾が日本人の心に分断をもたらしています。最後に、批判を恐れずに自分の信念を貫くことの大切さが語られています。
〝日本文化を壊す〟誰でも知ってる意外な場所とは 推し活=宗教行動!?【Part.3】|雑賀信朋×小名木善行
日本人の宗教観や文化についての対談です。日本では宗教という言葉自体がなじみが薄く、神道や仏教などを文化的な日常行為として受け入れてきたことが語られています。アニメやアイドル文化にも日本特有の宗教的精神が宿っているとし、日本の祭りやアイドル崇拝は西洋の祈りとは異なる、熱狂的な「信仰」のひとつだと指摘します。また、神社などの「パワースポット」を訪れる際も、その歴史や背景を理解して参拝すべきであり、表面的な祈願だけでは「神を殺す」ことにもなりかねないという警鐘が発せられています。
【義務教育の存在】『教育』を根本から変える為に 意外なその方向性とは|小名木善行
戦後、日本の教育改革が様々な立場から試みられてきましたが、結果として教育の質は低下し続けています。小学校から大学まで16年間も教育を受けていながら実社会で役立にたない。理由は子どもの潜在能力や個性を伸ばす教育が不足し、画一的な学区制や義務教育の弊害にあります。教育の多様性と飛び級制度、放校処分の導入、そして義務教育の見直しを提案し、現在の選挙で教育問題が十分議論されていない点の批判も少しさせていただきました。
【陰陽師 安倍晴明の生まれ変わり Part.2】前世の記憶は!?安倍晴明と芦屋道満の関係性や、陰陽師ではなく神職を選ぶ道|雑賀信朋×小名木善行
安倍晴明の生まれ変わりであるとされる雑賀信朋先生から、記憶や過去世の体験についてお話をお伺いしました。
雑賀先生は、前世の記憶は断片的にしか覚えていないものの、現世において自然に能力を発揮する場面があると述べられました。また雑賀先生は、安倍晴明と蘆屋道満は、実際は互いに尊敬し合っていたとお話されています。
また日本の信仰観について、神様は「はたらき」であり、現世での努力が重要であるという考えを示され、他者を助ける精神の大切さを強調されています。
論と書いて『あげつらふ』
十七条憲法では、互いの意見を尊重し高め合う「あげつらふ」ことが強調されています。これにより、日本的な議論は、単なる「和」にとどまらず、相手の意見を尊重しつつ議論を通じて意思決定を行うことを目的としていました。この精神を再評価し、教育現場でも「和」と「議論」の両立が奨励されるべきです。
新シリーズ『初等科国史』を楽しむ【第一回】|小名木善行
昭和18年の『初等科国史』の教科書を通じて、戦前の教育内容やその価値観を学ぶシリーズを始めました。この教科書は高度成長を支えた世代を育てました。今回は神代で、天照大御神を中心に「まっすぐな心」「愛」「徳」といった概念を表す漢字の意味を通じて、子どもたちに考えさせる授業についてお話させていただきました。