トップの画像は、はせくらみゆき先生の絵画です。
この絵をはじめて見たとき、不思議なほど、
「このドアの向こうに行かなければ」と強く思いました。
手前に鳩の絵があるのですが、その鳩に気づいたのは、実は昨日のはせくらみゆき先生との対談を収録のときのことです。
それほどまでに、ドアの向こうへと誘われた絵でした。
現代日本では、戦後に生まれた社会システムにガタがきている状況にあるといえます。
なにしろ30年間もの間、国民の所得が下がりっぱなしなのに、政府は増税を図ろうとしている。
そんなありえない状況が起きてしまうのは、まさにガタがきている証拠であろうと思います。
そんな古いシステムにガタがきたときの選択肢には、2つの選択があるとはせくら先生はおっしゃられます。
それは、
1 崩壊してなくなるか。
2 より良いものを創造する挑戦に立ち向かうか。
の2つです。
日本がこのまま溶解してなくなってしまうのを、ただ「ゆでカエル」となって見送りながら、貧しくなっていくのか。
それとも、よりよい未来を積極的に創造する挑戦に向かうのか。
この選択は、我々国民自身の選択です。
そしてこのときに大切なことは、怒って戦うのではなく、学び、知って、創造し、移行すること。
そのためにひとりひとりが、毎日1%ずつアップデートしていくことだと先生はおっしゃいました。
「1%ですか。
ということは、年間で365%。
3.65倍に成長できるわけですね」
と申しましたら、「違いますよ」と言われました。
1%アップデートすると、1.01%になる。
それをまた1%アップデートすると、1・201倍になる。
つまり、複利で増加するわけで、そうすると1年でなんと39倍に成長できるのです。
それを、たゆまず、こつこつ、ニコニコしながら、ぐんぐん成長する。
それを、ひとりではなく、プロセスを味わい、楽しみながら、希望を持って進む、創造的で互恵的な仲間たちとともに行っていく。
先生は、たいせつなことは「夢見るチカラ」なのだとおっしゃられました。
メディアの言論も、ネットの言論も、コト政治の事になると、暗い話ばかりです。
けれど、そうした暗さを跳ね返し、威風堂々と前に向かって進むチカラは、私達日本人は、歴史を学ぶことによって得ることができます。
そうした日本の強みを活かしながら、日本を変えていく。
「希望の日本再生チャンネル」は、まさにそのためのチャンネルに育てていきたいと思っています。
希望こそがチカラです。