再生と希望
あきこさん

遠く離れた異国の地で、最後まで死力を尽くした男たちがいました。女たちがいました。過酷な戦場に咲いた一輪の花のような恋もありました。こうした一つ一つの小さな物語の中に、決して忘れてはいけない私たち日本人の心があります。

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再生と希望
古事記に書かれた「従者(ともびと)」という言葉の重み

日本型リーダーは、西洋や東洋の社会にあたりまえのようにあった上下と支配の関係とはまったく異なるものです。上司と部下の関係は、あくまで人として対等な関係を前提とします。従って部下は所有物ではなく、どこまでも身内であり「ともびと(友人)」であり、パートナーです。上司と部下は、同じ一つの目的のもとに集った仲間と認識されます。
なぜこのような姿が日本に育ったのかと言うと、日本が古くからの文化を伝承した国だからです。
これはとても貴重なことです。

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再生と希望
実在した快傑ハリマオ

「大東亜戦争は日本の一方的な真珠湾攻撃によってまるで騙しうちのように始まった」という左翼や反日の宣伝は、まるで嘘八百です。英米豪は、ABCD包囲網を作り、日本がもはや開戦以外に選択の余地がなくなるように仕向け、開戦と同時に、徹底的にこれを粉砕しようと、事前に十分に準備万端整えて、手ぐすねひいて日本が軍事行動を起こすのを待ち構えていたのです。このことを実在したハリマオの生涯を通じて見ていきたいと思います。
 近年マレーシアのテレビ局が、ハリマオ=谷豊の特集を放映したそうです。その番組の最後に次の言葉が流れました。
「イギリス軍も日本軍も武器ではマレーシアの心を捉えられなかった。心を捉えたのは、マレーを愛した一人の日本人だった」

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再生と希望
31文字をおよそ3分半かけて詠んだ和歌

この31文字を3分半かけての謳いは、やってみるとわかりますが、一音ごとに、音が魂を震わせます。なるほど、歌というのはこういうものだ、と体感できます。現代でも、演歌などの歌謡曲は、一曲が3分半です。つまり古代からの知恵は、形を変えていまも生きているのです。

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信長も暗誦できた童子教

童子教は、江戸時代までの寺子屋教育の教科書の柱です。江戸時代、子どもたちは皆、この童子教を全文、暗誦できたといいます。また写真にある教科書は、毎年上級生たちが下級生のために書写したものが渡されました。江戸時代の寺子屋教育というのは、当時の幕府には文科省もなく、憲法に規定された教育の義務もないなかで、それぞれの寺子屋が立派な社会人を輩出できるようにと努力する中で形成された教育です。完全民営ですから、ろくな教育ができない寺子屋は、容赦なく世間から消えていったのです。そのなかですくなくとも童子教は、鎌倉時代からずっと生き残った教科書であり、現存する最古のものは1377年の書写です。つまり童子教は、およそ500年、我が国の教育の柱となっていた教科書です。そこには、人として何が大切なのか、また師弟関係とはどのようなものか。そして江戸時代の庶民がなぜ民度が高かったのかなど、日本人としての大切な心得が書かれています。
信長が暗誦できた童子教です。是非、人生に一度はご一読を。

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再生と希望
今日は青葉慈蔵尊慰霊祭の日

今日は、青葉慈蔵尊の慰霊祭が行われる日です。
このお話は、何度ご紹介しても長春駅前での三人の女性の死のところで、涙でパソコンの画面が見えなくなってしまいます。およそ18000字あり、読了におよそ30分かかります。

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再生と希望
8月革命説とイマジナル・セル

日本は一部の特権政治家のためにある国でもなければ、いわゆる敗戦利得者のためにある国でもありません。日本は、日本人の日本人による日本人のための国です。そしてそんな日本は、世界の希望です。

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十七条憲法の誤読を斬る

日本人は、ただ和を大切にするというだけの、ヤワ民族でもなければ、チキン国家でもありません。常に天然の災害に囲まれている日本は、その事前事後の対策のため、常にみんなとの合意の形成を大事にしてきたのです。

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再生と希望
今日はひめゆり学徒隊が解散した日

沖縄のひめゆり学徒隊のように、女子高生がふたたび同じ悲哀を味わうようなことがあっては絶対になりません。そのための責任は、いまを生きる私達にあります。しかし現代日本は、また別な形で未成年の女子たちが受難の時代になっているともいわれています。このままで良いのでしょうか。私達ひとりひとりにできることは小さいかもしれないけれど、二度と再び未成年の女の子たちに悲惨を与えてはならない。それこそ今を生きる大人たちが解決しなければならない事柄です。少なくとも、女生徒たちに「お前たちは生き残るのだ」と言って死んでいった我軍の兵士たちのうほうが、悲惨を見ても何もしないでいる現代日本人よりも、何十倍も真人間だったといえるのではないでしょうか。

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世界の進運に 後(おく)れさらむことを期すべし

不平や不満、あるいは評論評価だけでは、決して新しい未来を開くことはできません。過去に学び、未来を創造する。そこに希望があります。

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