5月31日に徳間書店から、新刊 『縄文文明の謎を解く』が発売されます。
現在、予約受付中です。

縄文文明については、一昨年(2022年)4月にビオ・マガジン社から『縄文文明』を出させていただいていますが、この本は、発売以来、およそ1年にわたってAmazonの古代日本史の売れ筋ランキングで1位を続け、おかげさまで「縄文文明」という用語も、最近ではかなり普及してきたように思います。(もともと「縄文文明」という用語は、画家の岡本太郎先生らが主張していた言葉です。)

また近年では、日本の縄文時代が一躍注目の的になり、作家の窪塚洋介さんも、ご自身のX(旧Twitter)で、この本を紹介してくださり、さらには現代世界は、縄文人の暮らしや考え方に戻るべきなどといった主張も、相当な勢いを持つようになったといえます。

さらにこの本を出した当初には「何妄想してるんだ」といった声も寄せられたりしていたのですが、何事も、最初に言い出すと、言い出しっぺがひとりに対して、従来説は学会として定着もしていますので、猛烈な批判にさらされ、評価も「いいね」と「よくないね」が拮抗するところからのスタートになります。

けれど、新説というものは、こうして批判にさらされ、様々な検証が加えられて、おおむね5年をかけてその正しさが証明され、およそ20年で定説が変わるといった流れになるものです。
その意味で、『縄文文明』が2年で、おおよそ定着化したことは、かなりの成果といえようかと思います。

このたび発売となる『縄文文明の謎を解く』は、この『縄文文明』の続編ともいえる本で、縄文文明の中身について、その後の研究等で、さらに明らかになったこと、さらにその後の時代に縄文文明がどのように影響していったのか、また世界史に与えた影響などに言及しています。
その意味で今回の新刊は、現代の視点から縄文文明をあらためて考えてみるといった内容になっています。

先日、最終の著者校正を行うために、全文をあらためて読み直したのですが、正直なところ、これが自分が書いた本とは思えないほど、とてもやさしい文章と読みやすさで、まるでその場で語りかけるような、そんな感じがする文章で、とても読みやすい本になっています。

また、図版もとても豊富で、筆者の講演を目の前で聞いているかのような、そんな印象の持てる本になっています。
内容は太鼓判です。
是非、ご予約いただけると嬉しく思います。

Amazonには、次の文ともくじが紹介されています。

***
いま大注目の縄文時代。
大人気の国史啓蒙家のねずさんこと小名木善行氏が教科書ではわからない超古代史をひも解いていきます。
日本が世界の中心であることは、縄文文明から見ればまぎれもないことです。
そして、日本人が本当の力に目覚めると、世界をよきほうへ導いていけます。
今、世界は、人々の一隅を照らす力によって、激変していくのです。

【主な内容】
はじめに―――世界で最も古い文化文明を持った国・日本

序章 発想が違う日本人と縄文の世界
 労働と出産は神の罰の西洋
 苦しみをよろこびに変えるのが日本人の発想
 世界の「初期条件」は日本が変える

第1章 封印の縄文を解く・日本人の覚醒
 世界最先端だった「縄文文明」
 黒曜石が拓く文明の夜明け
 天変地異との共存が生んだ智慧

第2章 真実の世界史・世界の中の日本
 日本は天国の場所にある
 世界地図を一変させたモンゴル帝国
 ジンギスカンの謎
「大切なものは隠す」日本文化の神髄

第3章 日本が目指した理想の世界
 文明は海洋からはじまった
 世界各地へ進出した縄文人
 世界を巡った古代日本人
 3・5万年争わなかった平和な民族

第4章 戦争のない時代・見えない世界とのつながり
 生者と死者の親密な関係
 日本に通底する7つの思想
 天皇が国民を守る「四方拝」
 神々と国民を「女性」がつなぐ世界
 多数決型民主主義vs.結界型民主主義

終章 人々の「一隅を照らす」力が世界を激変させる
***

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新刊 『縄文文明の謎を解く』” に対して3件のコメントがあります。

  1. 北谷隆泰 より:

    小名木先生と田中英道先生との対談が、、一日も早く実現致しますように。

    お二人の以前からの大フアンでお知合いですから。

    日本の元気に拍車がかかりますね。世界が待ち望んでいます。

  2. 北谷隆泰 より:

    本日、早速アマゾンで予約いたしました。配達がまちどうしいです。

  3. 和久田日出夫 より:

    「縄文文明の謎を解く」1冊予約します。宜しくお願い致します。〒861-8006熊本市北区龍田2丁目29-15

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