ねずブロの方にも書いたのですが、戦争のお話をするときには、まず第一に元海軍の松本裕昌氏の著書『我が予科練の記』にある言葉を引用させていただきます。

 我々は、今後決して、
 権力者の野望を満たすために、
 若者のエネルギーを、命を、
 奪ってはならないし、
 また奪われてはならない。

ここがまず原点です。
正しい、正しくないの問題ではなく、これが私達日本人の原点であるということを先に確認したいと思います。

また、ブログにも書きましたが、長崎に原爆が落ちた際に、長崎山王神社の一の鳥居が、まるで仁王立ちしているかのように立ったままでいたこと(トップの写真)に、どうにも日本における神々のご存在を感じずにはいられません。

長崎山王神社の御祭神は、国津神の大国主大神です。
大国主神は、あらゆる艱難辛苦に耐えて、大いなる国を建設された神様です。
この鳥居は、すべてが灰燼に帰することがあっても、そこから再び立ち上がり、大いなる国を建設せよ、という大国主神からのメッセージであったのかもしれません。

戦後、この鳥居を持ち去った馬鹿者がいたこともブログに書かせていただきましたが、そうした神々の御意思さえをも踏みにじる悪行がはびこった日本は、その後、いまだけカネだけ自分だけという米国社会と同じ方向を向くことになりました。

その米国も、いまや汚職にまみれ、一部の利権のために真実までも葬り去られ、全米の国民の以降さえをも踏みにじられる国になっています。
おそらくこのままいけば、米国は崩壊するかもしれない。

米国が崩壊して、世界のリーダーが中共になったら、それはそれで世界の民衆にとって最悪の選択です。

もし、そのような世界になるのなら、神々は人類社会をリセットされるのではないか。
実際、地球上の文明は、これまでにも4度滅ぼされているという話もあります。

ところが、これがまたおもしろいというか不思議なのです。

蝶は、幼虫時代がイモムシで、それがサナギになって、成虫としての蝶になります。
ところがそのイモムシ時代、実は5回の脱皮を繰り返すのです。
脱皮したとき、以前の皮はイモムシは全部食べてしまいます。
従って、その痕跡は残りません。

地球上の文明社会も、もしかしたら、それと同じプロセスをたどっているのかもしれないのです。

そしていまの人類社会が、昆虫でいう五齢幼虫だとすると、この先の展開は、
1 体内にイマジナル・セル(成虫細胞)が生まれ出す。
2 イマジナル・セルの勢力が大きくなり、イモムシは体を維持できなくなる。
3 サナギになる。
4 サナギの中でイモムシ細胞は溶けて、蝶になるイマジナル・セルの栄養素になる。
5 脱皮して蝶になる。

情報が権力によって独占できた時代ではないのです。
いまや世界中のコンピューターがインターネットを通じて繋がり、AIは、そこから情報を得て判断を下します。
人類は、まったく新しい情報化社会の中で、インターネットとAIという昆虫でいうなら複眼を持つ、まったく新たな社会に向けて、いまその一歩を踏み出そうとしています。
世界は変わるのです。
その世界の向かう方向性を示す役割が、日本の役割です。

日本には、もともと扶桑の国とか蓬莱山、東瀛(とうえい)国と呼ばれてきた歴史があります。
それは、神仙でなければたどり着くことさえ叶わぬ聖地という意味です。
けれどその日本人もまた、ちょっと前までは因習深い日本だった側面があるし、いまの日本もまた、欧米やチャイナ、コリアに汚染された部分を持っています。

その日本人が、あらためて歴史に実在した理想社会実現に向けて、未来志向の希望を持ち、これを戦略的思考によって実現していく意思とチカラを持ったとき、まちがいなく世界は変ります。
そしてそのことは、人類社会自体が、脱皮して蝶になる、そういう世界を招くことになります。

これは歴史の必然です。

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歴史の必然” に対して1件のコメントがあります。

  1. 落合俊介 より:

    昭和32年生まれの男ですが、親から受け継いだ店を畳んで20年。子供達が自立して後、離婚。以降は幾つか職を替え、現在は介護福祉士として働いております。
    残り少ない人生を幾らかでも地域の為に恩返しを… と思い地域活動に参加したり、参政党地域支部などに参加させてもらっています。小名木先生からのより深い話を得る為に登録したばかりです。宜しくお願いします。

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