「和」と聞くと、「みんな同じになること」だと思っていませんか。
けれど、日本人が大切にしてきた「和」は、違いを消すことではなく、違いを生かし合い、新しい価値を生み出す知恵でした。
結びとは何か。その本当の意味を、一緒に考えてみたいと思います。

今日のひとこと・結びは、違いを消すことではなく、違いを活かして新しい力に変える。

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結びは、違いを消すことではなく、違いを活かして新しい力に変える。

サテサテ、8月も、もう5日。
昔の人は良いことを言ったものです。

ながい話を つづめていへば  光源氏が 生きて死ぬ

なんて昔の都々逸がありますが、ほんと、その一言に尽きますナ。
気づけば春が過ぎて、夏ももう半ばです。

毎日を夢中で過ごしていると、一日一日は長いようでいても、振り返れば「あっという間」。
だからこそ、一日一日の選択が大事なんだろうと思います。

よく、「みんな仲良くしましょうねー」なんて言いますナ。
とても大切な言葉です。私もそう思います。

けれど、それを「みんな同じになりましょう」という意味で使う人も世の中にいます。
こうなると、言葉が良くても、中身がちょいと違ってきます。

どういうことかと言いますと、
人には、それぞれ違いがあります。
年齢も、性格も、育った環境も、得意なことも、苦手なことも、ぜんぶ違う。

だからこそ、誰かと響き合ったときに、
そこに、ひとりで見えなかった景色が見え、
ひとりでできなかったことが、できるようになるのです。

古くから「和を以て貴しとなす」と言われてきました。

ここでいう「和」とは、違いをなくすことではありません。
互いの違いを認め、
その違いを生かし合うことで、
新しい価値を生み出していく姿
です。

例えば、家族だってそうです。
父親と母親がまったく同じなら、家庭は成り立ちません。
学校でも、先生と子どもが同じでは学びは生まれません。
仕事でも、それぞれの役割が違うからこそ、一つの成果が形になります。

違いは、対立の原因ではありません。
結び方が失われたときに、対立になるのです。

結びとは、「あなたが正しい」「私が正しい」を競うことではありません。
「あなたの力と、私の力を重ね合わせたら
 どんな新しい未来が生まれるだろうね?」
これが結びです。

そう考えられたとき、違いは壁ではなく、未来をつくる力へと変わるのです。

結びとは、違いを消すことではない。
違いを新しい力に変えることなのです。

そんな結びを、一人ひとりが少しずつ増やしていけたなら、
あっという間の世の中も、きっともっと豊かで、もっと温かく、もっと楽しい場所になっていくのだと思います。

だからこそ、一日一日の小さな結びが大事なのだろうと思います。

——今日も良い一日を♪

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