2026年6月16日発売の拙著『思想の時代は終わった』は、これまでの20年の私の活動のいわば集大成といえる本です。とても読みやすいです。

_

これまで私は、歴史を語ってきました。

けれど、本当に伝えたかったものは、単なる「過去の出来事」ではありません。
人は、どう生きるのか。
社会は、どう整えるのか。
対立を超えて、どう共に未来を築いていくのか。
そうした問いが、ずっと私の中にありました。

本書『思想の時代は終わった』は、私にとって初めての「思想の本」です。

しかしそれは、突然生まれたものではありません。
これまで二十七冊にわたり書き続けてきた歴史の中に流れていたものを、一本の線として結び直した本でもあります。

いま世界は、「正しさ」と「正しさ」がぶつかり合う時代に入っています。
政治も、社会も、家庭でさえも、「誰が正しいか」の争いに飲み込まれています。
けれど本当に必要なのは、勝つことではなく、「どう終わらせるか」を考える力ではないでしょうか。

私はそれを、「出口設計」という言葉で表現しました。

日本には古来より、
争いを拡大させるのではなく、
場を整え、
関係を整え、
未来へつなげる智慧がありました。

それは神話にも、武士道にも、暮らしの中にも息づいています。

本書では、日本文化の根底にある「整える」という感覚を通して、これからの時代に必要な新しい社会の姿を考えました。

対立から共鳴へ。

その第一歩となる一冊になれば嬉しく思います。

『思想の時代は終わった』
https://amzn.to/3P5D0lS

***もくじ***

はじめに

序章 世界はなぜ分断しているのか
第一章 思想の文明
1-1 宗教革命と思想の誕生
1-2 民主主義、資本主義、社会主義
1-3 思想が世界を動かした二百年
1-4 思想文明の構造

第二章 思想が生む対立
2-1 正義と正義の衝突
2-2 SNS時代の分断
2-3 政治が争いになる理由
2-4 思想社会の行き着く先

第三章 姿勢文明
3-1 日本神話が示す「姿勢」
3-2 縄文文明の「自立」
3-3 天皇統治の「整え」
3-4 姿勢文明の三つの柱

第四章 シラスという統治
4-1 ウシハクとシラス
4-2 天皇統治の本質
4-3 権威と権力の分離
4-4 共同体国家という構造

第五章 武士道という社会装置
5-1 武士道は思想ではない
5-2 姿勢としての倫理
5-3 名を惜しむ文化
5-4 武士道が支えた社会

第六章 AI文明の到来
6-1 AIが能力を平均化する
6-2 知識の価値の変化
6-3 士商法の終わり
6-4 人間の価値の変化

第七章 共鳴の文明
7-1 AIと人間
7-2 対立文明から共鳴文明へ
7-3 響き合う社会へ
7-4 創造の文明

終章 姿勢の時代

おわりに

_

『思想の時代は終わった』
https://amzn.to/3P5D0lS

ブログも
お見逃しなく

登録メールアドレス宛に
ブログ更新の
お知らせをお送りさせて
いただきます

スパムはしません!詳細については、プライバシーポリシーをご覧ください。