妲己と紂王の酒池肉林
日本は調べれば調べるほど、まっとうな国だし、まっとうでないとされてきた歴史上の出来事も、よくよく調べてみれば、巷間言われてきたことは単なる不勉強で、実はきわめてまっとうな出来事であったとわかるのです。このことをチャイナ神話である妲己と紂王の酒池肉林の逸話から考えてみたいと思います。
韓信(かんしん)の股くぐり
みんなのために始めたのなら、それは自分を捨てるということですから、自分が批判されても、それは捨てたゴミを批判されているにすぎません。つまり、いっさい気にする必要がないことということになります。もちろん批判の声に耳を傾け、ちゃんとした批判には、それに耐えうるだけの論拠を固めていく努力は必要です。というか、それがあたりまえなのであって、悲劇ぶるのは、自分が可愛いからです。自分が可愛いなら、他の批判などしてはいけないのです。それが日本の常識です。
新刊『希望ある日本の再生』 6月21日新発売!!
日本は建国以来、世代を超えて未来への希望を受け継いできた国だと思います。そりゃあ、すぐには実現できなことの方が多いけれど、世代を超え、時代をつなぎ、みんなの希望をちょっとずつ実現してきたのが、日本という国の国柄なのではないかと思うのです。本書は、そんな筆者の日頃の思いを形にした本です。
内容には、講演でお話していることの、ほぼすべてが入っています。
シッタン河畔に全滅した日赤新和歌山班ー従軍看護婦の悲劇
日華事変から大東亜戦争にかけて、日本赤十字社から戦地に派遣された従軍看護婦の数は、約千班、3万人にのぼるとされています。このうち戦死者は、日赤発行の「遺芳録」によると1085人に及びます。戦争の初期には肺結核に侵されて倒れ、Chinaでは伝染病に罹患して戦地で没し、後期には銃弾や爆弾による戦傷死が起きています。その中から今回は、終戦直前にビルマに派遣された日赤新和歌山班のお話を書いてみたいと思います。
従軍看護婦の道を開いた17歳の覚悟の人生
日本はLGBTがどうのこうのというような、怪しげな国ではなかったのです。
男も女も、それぞれの場所で皆が一生懸命に国を築き、担ってきたのです。
本日発売!『縄文文明の謎を解く』
本書は、縄文文明の謎を解くというより、「縄文文明から日本文明の謎を紐解く」といった内容の本です。文章が平易で挿絵も豊富。たいへんに読みやすくて、しかもしっかりとした読み応えがあります。おそらく、これまで出した本の中でも、1・2を争う読みやすさです。本書は、たぶん、筆者の代表作になるのではないかと思います。
第110回 倭塾開催のご案内
6月の倭塾は、ゲストに歌手のsayaさん(トップの画像)をお招きします。sayaさんは、日本を愛する日本人歌手の方です。
第1部がsayaさんの歌とお話
第2部が、小名木善行の「資源エネルギー問題を考える」です。
祖国遥か
「二十二名の私たちが自分の手で生命を断ちますこと、軍医部長はじめ婦長にもさぞかしご迷惑のことと、深くお詫びを申し上げます。私たちは、敗れたとはいえ、かつての敵国人に犯されるよりは死を選びます。たとえ生命はなくなりましても、私どもの魂は永久に満州の地に止まり、日本が再びこの地に帰ってくるとき、ご案内をいたします。その意味からも、私どものなきがらは土葬にして、この満州の土にしてください。」
現代の日本は、75年前の彼女たちのこの思いに答えているのでしょうか。自信は自身です。現代日本は、そういう自身を持つ国でしょうか。未来の日本は自身のある国になっているのでしょうか。