再生と希望
エビデンスを考える

多くの人にとって、というより学会において「エビデンス」といえば、「本に書いてある」「権威ある学者が書いている」ことであるようです。また、そのために論文には、必ず「どの本を参照したか」を明記しなければならないことになっています。
そのような考え方は、早々に捨て去ることです。
なぜなら文系については、どんなに高名であろうと、学会での地位があろうと、本に書いてあろうと、それら引用先は、実はことごとく書いた人の「意見」でしかないからです。「意見」と「事実」は違います。あくまで「事実」だけに注目し、事実を自分なりに合理的かつ客観的、論理的に再構成する。するとこれまで霧に覆われて見えなかったものが、はっきりと見えてきます。それが本当の「エビデンス」です。

続きを読む
再生と希望
青銅器と鉄器の始まり

我が国の縄文文明の、おそらく7000年前ぐらいから我が国では青銅器が、鉄器も同時期に製造が始まった可能性があります。
そう考えないと、歴史学的に辻褄が合わないのです。

続きを読む
再生と希望
鎖国ができた背後にあるもの

バラバラな小国に分裂していながら、同時に天下という名において、天皇によってすべての庶民が「おほみたから」とされている。この自覚が、世界の諸国が次々と植民地化され、植民地支配する欧米諸国がもっとも欲しがる黄金を世界最大量所持していながら、堂々と国を鎖国することができた理由の根幹です。

続きを読む
再生と希望
日本で最初に「愛国」という言葉が使われたのは

我が国で最初に「愛国」という文字が使われたのは、いまから約1300年前、第41代持統天皇の時代です。持統4年(690)に、大伴部博麻(おおともべのはかま)という兵士に与えた勅語(ちょくご)が最初です。このことは日本書紀の第三十三巻持統天皇記に、
 朕嘉厥 尊朝愛国 売己顕忠
と書かれています。

続きを読む
再生と希望
第六潜水艇と佐久間艦長

このお話は、「やるべきことを最後まで成し遂げる」「職務を全うする」ということで、戦前の小学校の修身の教科書に取り上げられていたお話です。

続きを読む
再生と希望
最高の未来のタイムライン

私たちはいま、人類存続のための叡智を発揮するときなのではないかと思います。
それをするとき、私たち人類には、最高の「みろくの世」がもたらされるのではないでしょうか。

続きを読む
再生と希望
特高警察は悪の組織だったのか?

ほんとうに国民のためを思うのならば、いたずらに不平不満を言ったり、他所の国やよその国の思想をありがたがったりするのではなく、その「よくない」と思う日本を、いかにして住み良い国にしていくかが大事です。そのために世界中の様々な習俗や思想を学ぶのだし、それらをいかに日本の国風に調和させていくかということを、まじめに考え実行するところに、本来のいまを生きている大人たちの役割があるのです。

続きを読む
再生と希望
キャベツじゃなかった!

肥料を絶たれるということは、そのまま自国の安全が脅かされることになります。食べ物が失くなるからです。国防のために、ミサイルを装備することは大切です。けれど、ミサイルを撃つ前に、食料の輸出を外交カードに用いられたら(いや、現に用いられていますが)、日本は、相手国のいいなりになるしかなくなるのです。
日本の農業と安全を守れ!!
このことは、いま我が国における喫緊の課題です。

続きを読む
再生と希望
あかねさす紫草野行き標野行き

茜草の根から採れる染料で布を茜色に染めるように野放図な世をまっすぐな美しいものに染めていこうとされている大君の采配を、これまでバラバラでいて中央の政令を見ようとしなかった地方豪族たちも必ず受け入れていくことでしょう。

続きを読む
再生と希望
野菊の墓と心の襞(ひだ)

男と女は頭の構造が違います。だから葛藤があり、葛藤があるから小説の題材になり、人々の共感を得る。人々は、そんな葛藤の中で、持って生まれた魂を鍛え、訓練し、自分の魂をより高度なものに成長させる。それが魂がこの世に生かされている理由としてきたのが、日本の国柄であり国民性です。

続きを読む