再生と希望
弟橘比売命

感謝の心と祭祀を失わないという日本人の魂の歴史は、なんとヤマトタケルノミコトの時代から綿々と続いてきた、わたしたち日本人の根底にある心です。日本人の心を取り戻すとは、日本人が、日本人としての「魂」を取り戻すことです。そして魂を取り戻すためには、日本神話の上辺の筋書きだけではなく、その奥にある真意(神意)を学ぶことです。

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ブリコラージュとアブダクション

瞬間瞬間の問題解決をブリコラージュしていくと同時に、いま抱えている問題と、神話や古典や歴史などをクロスオーバーさせながら、アブダクションする。そうすることで、たいていの問題は、解決の糸口が見つかります。

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弾丸列車と戦後左翼の利権

戦前に予定されていた新幹線は、名前が「弾丸列車」でした。
「弾丸列車」は、なんと機関車全盛だった時代に、電気で走り、最大時速が200キロ。東京~大阪間を4時間、東京~下関間は、9時間で結ぶという大構想です。そして計画では、その終着駅が、なんと北京でした。下関から、朝鮮海峡海底トンネル(全長約200キロ:世界最長トンネル)を経て、釜山へ渡り、そこからソウル、奉天(現瀋陽)を経て、以前ご紹介した満州国首都である新京(現長春)へ、分岐した一本が、北京へと到達する大路線だったのです。満洲の新京までが、35時間40分。北京までは、49時間10分の旅でした。

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明治天皇すり替え説について

「明治天皇すり替え説」というものがあります。
長州藩の大室寅之祐と入れ替わったのだ、というものですが、それらは、日本の歴史や伝統を理解しない、とんでも説であると断じさせていただきたいと思います。

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水雷艇気質と武士の戦場 佐藤康夫中将伝

天智天皇をお祀りする近江神宮で正式参拝させていただいたときのこと。不思議なことに頭の中で「おおしく」という言葉がぐるぐるしました。当時は「おおしく」は「雄々しく」という言葉かと思いました。けれどそうではなく、古語に言う「意富(おほ)しく」なのだと、何年も経ってから気付きました。
「意」は、意思であり思いです。
「富」は、篤く豊かにしていくことです。
つまりそのときの言葉は、自ら学び励み、もっともっと己を篤く豊かにしていきなさい、という意味だとわかりました。本日ご紹介する佐藤康夫海軍中将は、まさに最強の武人のひとりとして生涯を全うされた人物です。

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巨頭会談

現実を踏まえ、いたずらに国際派を目指すのではなく、洋の東西の文化の違いをしっかりとわきまえ、
「だから国境があるのだ」というあたりまえの常識をしっかりと取り戻す。
そのために、しっかりと学ぶことが、いま日本人に求められる最大のことであると思うのです。

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源平桃と平教経(たいらののりつね)

日本は文明文化が途切れることなく発展したきた歴史を持つ国です。
いまを盛りと咲いている源平桃を眺めながら、あらためて「日本を取り戻す!」と誓いを新たにしたいと思います。

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歴史とは何か、なぜ学ぶのか

ただ「知っている」だけなら、何の意味もないのです。
そうではなく、そこから自分の頭で考える技術を磨く。
そこが大事なのです。

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いろいろな歴史認識

歴史とは「過去の事実の因果関係を記述したもの」のことをいいます。少し詳しく言うと、歴史は
 直進する時間
 時間を管理する技術
 文字で記録をつくる技術
 ものごとの因果関係の筋書き
の4つが揃ってはじめて歴史となります。

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男の誠実

誰も見ていなくてもお天道様が見ていると、厳しく自己を律して責任を果たしていくことが、人の上に立つ者に必要なことというのが、日本社会です。
そんな姿は、現代日本人の中にもいくらでも見出すことができます。
千年経っても、日本人は日本人です。

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