再生と希望

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3月の《倭塾》開催のお知らせ(再掲)

3月の倭塾のテーマは「一気に学ぶ天照大神と素戔嗚命」です。古代の先人たちが私達に何を伝えようとしたのか。その核心をしっかりと学んでいきたいと思います。

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アイデンティティとは国民精神のこと

その目覚めが、単に怒りの伸長だけであった場合、おそらく平和を愛する日本社会には受け入れられません。やはりそこには、日本人としてのアイデンティティとなる、神話や歴史という、日本人が日本を大切にしなければならない根幹となるものの共有化が、実は不可欠となるのです。

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元々(もともと)を本(もと)とす

これから起こるであろう飢餓の時代を考えてみます。このとき生き残ることができるのは、田舎暮らしで食料自給をしている小さなコミュニティだけになります。生産から流通、食事まで、すべての原料や材料・肥料、保存方法がすべて明らかになっている、そういうコミュニティです。そしてそれは、もともと縄文以来、日本にあったものです。

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古事記より「イザナギと桃の実」

世界はいま、ごく一部の人たちの製薬利権、食料利権、環境利権のために踊らされています。人口を現在の三分の一に減らし、亡くなった人たちの富を吸い上げることで、ごく一部の人たちがより多くの財力を手に入れ、その人達が世界を支配しようとしていると言われています。それは西洋や東洋に昔からある支配層の思考そのものです。けれど、そうした思考や行動が、人々に幸せを招くことはまったくありません。歴史を振り返れば、そうした利権者たちが、多くの命を奪って大改革を実現しても、その後には利権者間での激しい対立と闘争が起こり、凄惨な殺し合いに至ってきたのが、世界の歴史です。日本にあって、世界の支配層にないもの。それは「あたたかさと、やさしさと、思いやりの心」です。

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日本人と戦争〜アッツの戦い

「瀬島、役所に帰ったらすぐにアッツ島の部隊長に電報を打て」
それを聞いて、アッツ島守備隊は、無線機を壊して突撃してしまったということが、すぐ頭に浮かんで、
「閣下、電報を打ちましても、残念ながらもう通じません」
すると元帥は、「たしかに、その通りだ」とうなづかれ、
「しかし陛下は自分に対し『アッツ島部隊は最後までよく戦った。そういう電報を杉山、打て』とおっしゃった。だから瀬島、電報を打て」と、言われた。
その瞬間、ほんとに涙があふれて……。

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疾風知勁草(疾風に勁草を知る)

「勁い」という漢字は、機織りの布の様子を象形化した文字です。様々な事態が起こったとき、それにくじけるのではなく、柳に風と受け流しながら、新たな勝利への道へと淡々と進む。絶対に折れない力。それが「勁草」です。「勁さ」とは、「ぶつかりあう力」ではなく、受け流してしっかりと立っていく力であり、いま日本人に求められている力です。

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小人閒居して不善を為す

現代の問題点の共有化と、過去の日本の素晴らしさを学ぶことは「車の両輪」です。
前者だけなら過激化し、後者だけならただの趣味になります。
両方学ぶことで、はじめて本来の進むべき道筋が明らかになるのです。

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最澄と空海

何があろうと変わらぬ真実を、我々日本人は、大切にしていくことです。目先の政争は、これからますます激しいものとなっていきます。けれど、世界が最後にたどり着くのは、最も古い歴史を持つ日本の文化です。なぜなら日本文化の根底には調和があり、衆生の幸せこそ国の幸せであり世界の幸せであるという普遍の真理があるからです。

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3月の《倭塾》開催のお知らせ

3月の倭塾のテーマは「一気に学ぶ天照大神と素戔嗚命」です。古代の先人たちが私達に何を伝えようとしたのか。その核心をしっかりと学んでいきたいと思います。これは、日本人としての覚醒の原点を知ることです。皆様のふるってのご参加をお待ちします。

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下照姫(したてるひめ)と天若日子(あめのわかひこ)の愛の物語

『古事記』は、たとえ罪人として亡くなられた方であっても、ただ悪人だった、裏切り者だったと軽んずるのではなく、「結果として謀反人になってしまったけれど、真剣な愛に生きたという良い面もあり、また妻に心から愛された男であった」と描写しています。世の中には、どうしようもない本物の悪党もいますが、日本人は悪党でさえも、日本人としての矜持を持っていた。そんなことを彷彿(ほうふつ)させる記述をしています。これは民度が高くなければ、決して実現できない国家の姿です。

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